(従来)サービス権を持っていてラリーに勝つとポイント
(変更)ラリーに勝ったプレイヤーにポイント
(従来)11点 or 15点マッチの3ゲーム
(変更)21点マッチの3ゲーム
(従来)セティングによるプレイヤーの任意延長
(変更)20-20から2点差 or 30点先取
(従来)ダブルスでのサービス権2本
(変更)サービス権1本
●各ゲームで1方のポイントが11点に達した際、1分間を越えない休憩時間を設ける。
●ゲーム間は2分間を超えない休憩時間を設ける。
新ルールでのゲームの流れ
自分の試合の順番になったら審判の前に集まり相手の選手と顔を合わせることになります。まずは軽く挨拶しておくのが良いでしょう。
まずはサービス権かコートを決めます。決め方は主にじゃんけん、コイントス、ラケット回し、シャトル落としなどで勝った方が、サービス権を取るか、コートを選ぶかします。
上図の濃い緑の部分が最初のサーバー、レシーバーの位置です。サーバー、レシーバーともに準備が完了したら、サーバーは右サービスコートから相手コートの右サービスコートに向かってサービスします。
レシーバーは、サーバーがシャトルを打った時点から自由に動くことができます。相手からのサービスが自コートのサービスコートに入るようならレシーブします。その後はシャトルを交互に打っていきます。レシーブ後は自分のサイドならどこから打っても構いません。
得点が20対20になった場合は延長戦が行われます。先に2点差をつけたプレイヤー、または30点を先取したプレイヤーが1ゲーム取ったことになります。
通常、バドミントンの試合は3ゲーム行われ、先に2ゲーム先取したプレイヤーの勝利となります。
サービス時にはやってはいけない反則(フォルト)があります。しっかりと覚えて無駄な失点をしないようにしましょう。
●アバブザウエスト
サービス時に腰より上の位置でシャトルを打つことです。バドミントンではサービス時に限り腰より下で打たなければなりません。
●アバブザハンド
サービス時にシャトルを打つとき、ラケットのヘッドが手より下の位置になければなりません。
●フットフォルト
サービス時には、サーバー・レシーバーともに両足を床にぴたりとつけていなければなりません。足を踏み出したり、ずらしたり、浮かしたりするとフォルトとなります。レシーバーはシャトルが打たれた後なら動くことができます。
●ラインクロス
サービスが完了するまで、サーバーやレシーバーはラインを踏んだり、超えたりしてはいけません。
●アウト
サービスしたシャトルが相手のコート内に入らないことです。ただし相手コートのライン上に落ちた場合や、一度ネットに触れてから相手コートに入った場合は有効です。
●ボーク
サーバーが一度サービスの体勢に入ったら、途中で中断することはできません。構えてから故意に時間を稼ぐ行為も禁止されています。
またサービス時には、シャトルをトスする際に回転を加えたりしてはいけません。
バドミントンコートについて
シングルスの場合、縦13.40m、横5.18m(ダブルスは6.10m)で、中央に高さ155cm(ポスト)のネット(丈76cm)を張る(ネット中央の高さは152.4cm)。天井の高さはコート面より12m以上とする。各コートの周りには2m以上の余裕が必要。コート中央の明るさは1,200ルクス以上とする。風、外光をしゃ断する。ラインの幅は40mmとし、白色、黄色または見分けやすい色とする。
シャトルについて
64〜70mmの同じ長さの羽根16枚を、直径25〜28mmの底が丸い台に取り付けたもので、羽根の先端の広がりは直径58〜68mmの円形とする。重さは4.74〜5.50g
バドミントンラケットについて
長さ680mm以内、幅230mm以内、ストリングド・エリア(シャトルを打つための部分)は長さ280mm以内、幅220mm以内とする。